北浦亮子 ドローイング ふく
・・・・・「コザクラインコの『ふく』が来てくれたのは、わたしが病気をしてしんどいときでした。
小さな可愛らしいその存在は、わたしの心の灯りとなりました。
暫くしてコロナ禍になり、閉塞感の漂う世の中が訪れました。
毛繕いをしたり、水浴びをして周りをびしょびしょにしたり、私のおなかの上でウトウトしたり…。
打ち解けて見せてくれるようになった表情が、私の大きな癒しでありました。
2022年5月の晴れ渡った日、私の不注意から瞬きの間に大空へ飛んで行ってしまったふく。
これは約4年間共に暮らしたあの子が与えてくれた、愛溢れる日々を綴るようにい描いた、日記のような作品です。
ご覧くださる方に、少しでもそのぬくもりが伝わりますことを願って。」
北浦亮子
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